50代は体型や肌質の変化に加え、寒暖差などが気になる年代です。また、大人の社交場であるゴルフ場なので周囲から見た印象も気になるかもしれません。

そこで、体型や肌質を上手にカバーしながら上品な印象を与える、50代らしいゴルフウェアの選び方と季節に合わせたコーディネートの例をまとめました。

今までよりスマートかつ上品なゴルフウェアを着こなしたい方はぜひご覧ください。

50代レディースのゴルフウェアの選び方

若すぎると背伸びに感じるリッチなブランドでも、大人の女性が着こなすと途端にオシャレに見えます。ここでは、50代から人気のレディース展開があるゴルフウェアブランドを紹介します。

50代らしいリッチなブランドがおすすめ

大人の雰囲気をまとった50代の女性は、リッチで高級感のあるブランドがおすすめです。特に以下のブランドは50代の女性から人気があります。

パーリーゲイツ

人気や知名度も高いパーリーゲイツは、見た目の高級感と機能性を両立したウェアが多く、50代の女性にも人気です。

アルチビオ

色遣いやデザインがおしゃれで素材の質も高いアルチビオは、周りの人と被りたくない方にもおすすめのブランドです。

マンシングウェア

ブランドの歴史の長いマンシングウェアは、シンプルで落ち着いた着こなしを求める方に最適なブランドといえます。

セント・アンドリュース・リンクス

ゴルフ発祥の地名が由来のセント・アンドリュース・リンクスは、その名の通りトラディショナルなゴルフウェアが多く、着る人を選びにくいことが特徴です。

テイラーメイド

ゴルフクラブのイメージもあるテイラーメイドですが、ゴルフウェアも幅広く取り扱っています。特にレディースのゴルフウェアは落ち着いた配色でシンプルなデザインが多く、50代の女性にもおすすめです。

上品さを感じさせるデザイン・素材

大人の社交場であるゴルフ場では年代にあったファッションを着こなすことが大切です。ある程度社会的な地位や経験のある方が多い50代は、素材やデザインにこだわることをおすすめします。

たとえば、化学繊維を使用したウェアは機能性が高く、快適にプレーしやすいものの、テカテカとした布地が目立ちやすく、人によっては安っぽさを感じてしまうかもしれません。

一方、天然素材に近いものであれば、光沢に不自然さが無く、高級感も得られるでしょう。また、素材によってはストレッチ性や吸水性が高く、機能性も確保されたウェアもあります。

ほかにも上質なゴルフウェアを選ぶためには、縫製へのこだわりもチェックしておきたいポイントです。糸の処理や縫い目のライン、袖の折り返しなど、いずれも丁寧に処理されているかどうかも確認しておきましょう。

体型を隠せるコーディネート

50代になって、加齢とともに体型が崩れたと感じる女性の方もいるかもしれません。その際は体型をカバーできるデザインのゴルフウェアがおすすめです。

たとえば下記のようにそれぞれの体型の悩みに合ったウェアを選ぶことで、自分に合ったゴルフウェアが見つかりやすいでしょう。

• 身体のラインを目立たせたくない：ワンピースタイプのゴルフウェアを選ぶ
• 足を出すことに抵抗がある：パンツスタイルやレギンスを履く
• 二の腕が気になる：長袖のゴルフウェアやインナーを選ぶ
• 下半身の体型が気になる、トップスを長めの丈にする
• 上半身をのサイズを隠したい：トップスに大き目のチェック柄を取り入れる
• 身体の大きさが気になる：暗めの色でシンプルなデザインを選ぶ

コーディネートは3色

50代になってゴルフウェアの色選びが似合わなくなったと感じる場合、肌のくすみや肌質の変化が原因であることが少なくありません。

そんな時は3色のコーディネートを意識すると、明るい印象と引き締めのバランスがよくなります。3色のポイントは以下の通りです。

1. 明るい印象の白をトップスかボトムスに取り入れる
2. もう片方の色は暗めの色を選んで引き締める(黒、ブラウン、ネイビーなど)
3. 柄物や文字などでアクセントカラーを入れる(ベルトやシューズ、帽子など小物もおすすめ)

年代とともに肌質や似合うカラーは変化します。もし今までのようなカラーが合わないと感じるなら色選びを見直してみましょう。

スカートは上手に着こなす

主に太ももやふくらはぎの体型の崩れを感じる方の場合、スカートを履くことに抵抗があるはずです。そんな時は、レギンスタイプのアンダーパンツをスカートの下に履くことで、露出を抑えながら上手に取り入れられるでしょう。

レギンスは、日焼け対策や体型がカバーできるといったメリットもあります。ほかにも、コンプレッション機能による負担軽減やケガの防止など、運動面での機能性も期待できるでしょう。

なお、レギンスを選ぶ際は、白いレギンスだと着回しがしやすく使い勝手も良いですが、下着がすけやすいリスクもあるため、黄色や水色など季節に応じた色を選ぶこともおすすめします。

50代レディースのゴルフウェアのおすすめコーディネート

ここでは50代におすすめなレディースゴルフウェアのコーディネートを紹介します。季節別に紹介しているため、それぞれ参考にして自分に合ったコーディネートを見つけてみましょう。

また、下記の表は気温ごとにおすすめするコーディネートの一覧となるため、あわせて参考にしてみてください。

気温	コーディネート
18～22 ℃	・半袖のポロシャツ ・ベスト
15～20 ℃	・半袖のポロシャツ ・ セーター(ほかにもトレーナーやベスト)
10～15 ℃	・薄手のアウター ・長袖のポロシャツ ・セーター ・インナー
8℃～10℃	・長袖のシャツ ・裏地が付いたセーター ・インナー

春のコーディネート

ゴルフのベストシーズンとされる春ですが、寒暖差が大きい時期でもあるため、プレイ中は暑く待機中は肌寒さが感じやすいかもしれません。そのような場合には重ね着を取り入れたレイヤードスタイルがおすすめです。

上に着るアウターは薄手のトレーナーやベストも良いですが、カーディガンタイプにすると着脱がしやすく、一日中快適にプレーしやすいでしょう。

また、カラー選びは春らしさを感じやすいブルーやグリーンがおすすめです。パープルカラーもクールで50代らしい上品な印象を与えやすいため、気になる方はぜひ取り入れてみてください。

先ほど紹介したレイヤードスタイルに取り入れることで、雰囲気を簡単に変えやすくなるため、これまで着たことがない色でも挑戦しやすいでしょう。

夏のコーディネート

夏のさわやかさを演出するには、ワンピースタイプのゴルフウェアがおすすめです。ワンピースはスポーティーでありながら上品さを兼ね備えたアイテムなので、一着あると何かと重宝します。

ワンピースタイプのゴルフウェアを取り入れる場合は、黄色やオレンジといった夏らしいカラーを選ぶと、夏らしさが演出しやすいです。その際はなるべく暑苦しさを感じさせないように、明るめの色を選んでみてください。

反対に、寒色系のカラーも涼しげな印象を与えやすいため、カラーバリエーションとしておすすめです。

たとえば、トップスやボトムスはネイビーと白を基調とし、プラスで帽子や小物でアクセントをつけると、全体が引き締まりシルエットもまとめやすいでしょう。

秋のコーディネート

秋もゴルフをするには最適なシーズンですが、この時期も春と同様に寒暖差を感じやすくなります。そのため、下記のようなトラッドスタイルのチェック柄をアウターに取り入れると、おしゃれをしながら対策もできるでしょう。

• タータンチェック
• バーバリーチェック
• アーガイル

また、日焼けや肌寒さが気になるのであれば、シャツではなくボトルネックトップスもおすすめです。特に白色のボトルネックトップスは、トラッドスタイルのアウターとも相性が良いので、ぜひ選んでみてください。

その際のボトムスは、なるべく露出度を抑えると紫外線対策にもなります。もしスカートを履くのであれば、あわせてレギンスも取り入れてみてはいかがでしょうか。

冬のコーディネート

防寒対策は冬のコーディネートで重要なポイントです。体の冷えは不調につながるため、裏地がついたセーターやダウンジャケット、ボアジャケットなどで対策しましょう。その際に保温性や防風性、ストレッチ素材を使用しているウェアを選ぶと、冬でもプレーに支障が出にくくなります。

また、レッグウォーマーなどの小物を取り入れると、防寒対策だけでなくコーディネートのアクセントになりおすすめです。

ゴルフウェアの色を選ぶ際は、白色を選ぶと雰囲気が明るくなり、肌のくすみをカバーしつつ冬らしさが演出できます。白色はアウターやトップスなど、なるべく顔の近くに取り入れると光が反射して表情もワントーン明るくなるでしょう。

一方、ボトムスは着ぶくれを防ぐために暗めの色や寒色系がおすすめです。全体の色合いも引き締まるため、ぜひ取り入れてみましょう。

まとめ

50代のレディースのゴルフウェア探しは、リッチで上品さを感じるブランド選びや体型や肌質の変化に合わせたコーディネートがポイントです。素材の質や縫製にこだわることで、よりワンランク上のコーディネートが実現できるでしょう。

また、新品だと値段が高い高級ブランドですが、中古品やアウトレットであれば気軽に手に入りやすく、さまざまなコーディネートを試すことができます。ストストでは高級ブランドをはじめ幅広いアイテムを取り扱っているため、気になるアイテムがあるか探してみてください。