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初心者メンズゴルファー必見!ゴルフウェアマナーのマストポイント!
2022.10.06 更新
紳士のスポーツと呼ばれているゴルフは、さまざまなルールやマナーが存在します。特にプレイ中に着用するウェアには万国共通の最低限のマナーがあり、ゴルフ場ごとに細かい服装のルールが定められています。
そこで今回は、ゴルフ初心者の方必見!ゴルフウェアのマナーで抑えておきたいポイントについて徹底解説します!
なぜゴルフウェアにはマナーがあるのか?
ゴルフにさまざまなルールが存在する理由は、ゴルフの発祥の起源にあります。
ゴルフは、14世紀ごろにスコットランドの貴族の間で流行し、貴族の社交場としての役割を担うようになったことから、その当時から正装でゴルフをすることが必須でした。貴族や階級という縛りがなくなった現在でも、ゴルフウェアに関するマナーが定着しています。
昔のようにジャケットを着用した状態でプレーすることが非効率と考えられるようになり、ジャケットの着用は必須ではなくなりました。しかし、ゴルフ場に入退場する際やプレー中も、ラフすぎる格好はNGとされています。
ゴルフをプレーするときだけでなく、ゴルフ場に入退場する際にも服装に気をつける必要がありますので、詳しいルールやマナーに関してご紹介します。
ゴルフウェアマナーの基本を解説
ゴルフをプレーするなかで、恥ずかしい思いをしないために知っておきたい基本的なマナーについて詳しく解説していきましょう。
トップスは必ず襟付きのものを選ぶ
ゴルフウェアは、ポロシャツなどの襟が付いているトップスを着用しましょう。 Tシャツやカットソーなどの襟のないアイテムを着用することでゴルフ場から注意を受けることも考えられます。
暑い時期にタンクトップなどのラフなスタイルでプレーするのもNGですので気をつけましょう。
ただし、防寒対策としてタートルネックなどのハイネックのアイテムも着用できるため、肌寒いシーズンにゴルフをプレーする際はぜひ活用してください。
パンツはロングパンツが基本
ゴルフのボトムスは、ベルトを通すことができてしっかりと留められるロングパンツが基本のスタイルです。しかし、デニム生地やカーゴパンツ、迷彩柄はNGですので気をつけましょう。
動きやすいアイテムであるデニムは、かつて労働者が働く際に着用するアイテムだったことから、ゴルフでは着用できません。そのため、デニムをあしらったボトムスや小物は避けましょう。
ゴルフウェアメーカーのボトムスは、伸縮性や速乾性などの機能性に優れたアイテムが豊富にあります。しゃがんだり、長時間動いたりする際でも身体の負担を最小限に抑えることができるため、機能性が高く、着心地のよいアイテムを選んでいきましょう。
ゴルフ場ではロングタイプのボトムスが基本ですが、最近ではハーフパンツを着用できるゴルフ場も増えてきました。ハーフパンツを着用する場合は、ソックスは長いタイプを選ぶ必要があります。くるぶしソックスなど丈の短いアイテムは避けましょう。
帽子やサンバイザーの着用
ゴルフでは、帽子やサンバイザーなどのアイテムを通年着用することが推奨されています。キャップなどを着用することで紫外線や暑さ対策だけでなく、万が一のケガや事故から守ってくれるというメリットがあるからです。
帽子の種類に特に制限はないため、着用するウェアや季節に合ったアイテムを選んでいきましょう。
▽ゴルフで着用できる帽子の種類
- キャップ
- キャスケット
- サンバイザー
- ハット
- ニット帽
セットした髪型を崩したくないという方にはサンバイザーがおすすめです。ゴルフ場によっては、帽子類の着用が義務付けられている場合もありますので、ルールを事前に確認してください。
防寒のために着てもよいもの
一年中楽しむことができるゴルフですが、寒さの厳しい季節は快適にゴルフを楽しむために暖かいアイテムでコーディネートすることが重要です。秋冬などの寒い季節は、防寒対策として次のようなアイテムを積極的に着用していきましょう。
▽ゴルフで防寒着として着用できるアイテム
- セーター
- ベスト
- ウィンドブレーカー
- ニット帽
- ネックウォーマー
- イヤーウォーマー
体が冷えてしまうと、どうしてもベストなパフォーマンスが発揮できなくなります。トップスやボトムスは蓄熱性や保温性、防風性に優れたアイテムを選んでいきましょう。
気を付けるべきマナー違反の服装
ここからは、特にゴルフ初心者の方は必見!ゴルフをプレーする際に気をつけるべきマナー違反の服装について詳しくご紹介します。多くの人たちがやってしまいがちなNGコーデについて触れていきますので、コーディネートの参考にしてください。
だらしない服装・着こなし
紳士のスポーツであるゴルフでは、だらしない服装や着こなしはNGです。例えば、タオルを首にかける行為や、ジャケットやウィンドブレーカーなどのアウターを腰に巻く行為はだらしない印象を与えてしまうため避けましょう。
最近では、シャツをインしないでプレーするゴルファーの方も増えてきましたが、基本的にシャツインするタックインが基本のスタイルです。特に目上の方と一緒の際は必ずタックインした状態でコースを回るようにしましょう。
ラフすぎる格好
紳士のスポーツと呼ばれるゴルフでは、ジーンズやジャージ、サンダルなどの一般的に動きやすくラフなスタイルと呼ばれる格好はNGです。そのほかにも、襟なしのTシャツや迷彩柄などのラフなデザインのアイテムも避けるべきでしょう。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)トーナメント規則によると、迷彩柄ウェアの着用が禁止されていますし、名門ゴルフクラブによっては迷彩柄のウェアの着用を禁止すると断言しているところもあります。ウェアを購入する際には注意しましょう。
ゴルフ場によってはNGとなり得る服装
会員制のゴルフコースや名門と呼ばれるゴルフ場の場合、ドレスコードに関して厳しいルールを設けているところも多くあります。
▽ゴルフ場での厳しいドレスコードの例
- ハーフパンツの着用不可
- 膝丈よりも短いパンツの着用不可
- 細身の膝丈パンツの着用不可
- 帽子必須
- トレーナーやセーターの首から襟を出すこと
このように、ゴルフ場によっては、ハーフパンツの着用ができなかったり、ハーフパンツの着用がOKな場合でも丈間やサイズ感に関するルールが設けられていたりします。
服装のマナーが守れていない場合は、クラブから直接注意を受けるか、もしくは同伴者の方が注意されてしまうため気をつけてください。
ゴルフ場に出向く際は、ゴルフ場ごとのドレスコードをきちんと確認することを忘れないようにしましょう。
クラブハウス入退場時のマナー
ゴルフ場に併設されている施設であるクラブハウスは、受付やレストラン、コンペルームなどが設置されています。
クラブハウスに入退場する際や滞在する際にも、ラウンドに周る際と同様にドレスコードやマナーが存在します。
トップスにはジャケットを羽織る
クラブハウスでは、襟付きシャツにジャケットやスーツの着用が義務付けられているケースが非常に多くあります。
ジャケットの中にタンクトップやTシャツを着用したカジュアルなスタイルで出向く方も見られますが、避けた方が無難といえるでしょう。
靴は革靴を履いて入退場する
クラブハウスでは革靴を履いて入場しましょう。ゴルフシューズでの入退場はもちろんのこと、サンダルやスニーカーもNGです。
コースを回った後のシューズは、靴についた土や汚れを落とすために必ずエアーを吹きかけることも忘れてはいけません。
帽子やサングラスは外す
クラブハウス内では、日除け対策で着用する帽子やサングラスなどの屋外で使用するアイテムの着用はマナー違反です。グローブやネックウォーマーなどの防寒対策アイテムも外してから入るようにしましょう。
タオルを首からかけたまま過ごすこともクラブハウス内だけでなく、ゴルフ上全体を通してNGですので気をつけてください。
まとめ
メンズゴルフウェアを着用する際の基本的なマナーについて詳しくご紹介しました。ゴルフはマナーが厳しいスポーツとされていますが、今回ご紹介した服装に関する基本的なマナーを覚えておけばひとまず問題はないでしょう。
一番大切なことは、周りの人たちに不快感を与えずに、みんなが楽しい時間を過ごせるように行動することです。あまり神経質にならずに、ゴルフを楽しむことも忘れないようにしましょう。